nexacro platformで実行されるグループ単位をProjectといい、xprj拡張子を持ったファイルが生成され、管理されます。Projectは基本的にADL、TypeDefinition、Global Variables、FDLで管理され、本章では、各項目について説明します。
Project生成ウィザード
Project生成ウィザードを利用して新たなProjectを生成することができます。メニューFile[New – Project]でProject生成ウィザードをスタートします。
1段階 Location
生成されるプロジェクトのFrame Templateと生成されるパスおよびプロジェクト名を入力するステップです。プロジェクト名は必ず入力する必要がある必須項目であり、生成されるパスに同じプロジェクト名が存在する場合には生成することができません。
属性 | 説明 | |
---|---|---|
1 | Frame Template | • Default Default Frameで生成 |
2 | Project Template | 既存のProject Templateを選択 |
3 | Show List Icon | Project Iconの表示方法を決定 |
4 | Project Information | 現在、選択されたTemplateを表示 |
5 | • Add to Current Project 現在、作業中のプロジェクトに追加 • Create a new Project 新たなプロジェクトを生成 | |
6 | Name | プロジェクト名 |
7 | Location | プロジェクトのRootフォルダ |
同じフォルダ内に同じ名前でプロジェクトを作成することができません。別のフォルダまたは別の名前でプロジェクトを作成する必要があります。
プロジェクト、フォーム、オブジェクトidなどの名前を指定する項目では、次の特殊文字を使用することができません。該当文字を入力して、次のステップに進んで行こうとすると、エラーメッセージが表示され、処理することができません。
tab new-line return \ / : ‘ * ? “ < > | ! @ # $ % ^ & ( ) - + = ~ [ ] { } , `
特殊文字のほか、以下の項目の文字も使用できません。該当文字は入力が制限されたり、入力時にエラーメッセージが表示されます。
Null文字列、.(Dot)、数字で始まる文字列、2バイト文字
Windows環境では、新しいフォルダーやファイルを作成する際に使用できない名前があります。nexacro platformでプロジェクト名を指定すると、その名前で新しいフォルダーが作成されるため、プロジェクト名にWindows環境で許容しない名前を使用することはできません。
使用できない名前は、下記のリンクを参照してください。
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/aa365247.aspx#naming_conventions
2段階 Definition
プロジェクトのTypeDefinitionなどを設定します。
基本Character SetはUTF-8で指定されます。
属性 | 説明 | |
---|---|---|
1 | TypeDefinition XML選択 | • Create new TypeDefinition from default Default TypeDefinitionで新たなTypeDefinition生成 • Existing TypeDefinition 既存のTypeDefinitionを適用 |
2 | TypeDefinition XMLパス | TypeDefinition XMLのパス |
3段階 Screen
プロジェクトのScreen Infoを設定します。スクリーンとは、アプリケーション起動時に必要な画面サイズなどと関連する情報の集まりです。
説明 | |
---|---|
1 | Screen情報を編集します。 |
2 | TemplateリストからScreen情報を取得します。 |
3 | Screenを追加します。 |
4 | Screenを削除します。 |
5 | Screen情報が含まれたADLファイルを生成します。 |
Screenプロパティ | 説明 |
---|---|
name | Screen名(一意識別子) |
type | 使用装備タイプ - 'desktop', 'phone', 'tablet'の中で複数の項目を選択することができます。 |
screenwidth | Screen幅(入力制限:0~65536) |
sizeorientation | screenwidthプロパティを処理する方向を指定します。 - 'landscape', 'portrait'の中でいずれかの項目を選択します。 - デフォルト値:'landscape' (typeプロパティに'desktop'または'tablet'項目が含まれた場合) - デフォルト値:'portrait' (typeプロパティが'phone'の場合) |
autozoom | 自動拡大、縮小機能を使用するかどうかを指定します。 - true、falseのいずれかの項目を選択します。(デフォルト値:false) - typeプロパティ値が'desktop'の場合には、autozoom設定は適用しません。 |
zoommin | autozoom機能使用時の最小値情報を指定します。 - 負の指定時に無制限、デフォルト値は-1 |
zoommax | autozoom機能使用時の最大値情報を指定します。 - 負の指定時に無制限、デフォルト値は-1 |
systemos | Screenで使用するOS情報 - 'windows', 'android', 'ios'の複数の項目を選択することができます。 - デフォルトは全てのOSのプロパティ値が含まれます。 |
systemlocale | Screenで使用するLocale情報 - 'af_ZA' … "zh_TW"の中で複数の項目を選択することができます。 - デフォルトは全てのLocaleのプロパティ値が含まれます。 |
formlayoutwidth | Screenで使用するForm Layoutの幅を指定します。 |
formlayoutheight | Screenで使用するForm Layoutの高さを指定します。 |
themeidはScreenごとにApplicationプロパティでADLを作成した後、別のエディタで指定することができます。
Application Definition Language(ADL)
Projectに全般的に適用されるStyleやTheme、MainFrameなどを管理します。Launch Projectの際に活性化されたADLにProjectのStyle、Themeなどが適用されます。
メニュー | 機能 |
---|---|
Edit Source | 選択されたADLのXMLを編集するSource編集ウィンドウに移動 |
Edit Script | 選択されたADLのScriptを編集するScript編集ウィンドウに移動 |
Insert ADL Item | • Style - スタイルCSSファイルを追加 • Tray - Tray追加 • Theme - Xthemeファイル追加 • Screen - スクリーン情報追加 |
Set as Active ADL | 選択されたADLを活性化 有効化されたADLで該当メニュー機能が無効化 |
Copy | ADLメニューではサポートされない機能 |
Cut | ADLメニューではサポートされない機能 |
Paste | ADLメニューではサポートされない機能 |
Collapse All | ADL下位Tree Itemを隠す |
Expand All | ADL下位Tree Itemを表示 |
Screen Template | Screen Templateリスト編集 |
Copy Full Path | 選択されたADLファイルが保存されたパスをクリップボードにコピー |
Open Containing Folder | 選択されたADLふぁおるのパスをWindowsエクスプローラで開いて表示 |
Close | ADLメニューではサポートされない機能 |
Save | 選択されたADLの情報を保存 |
Save As… | 選択されたADLの情報を別のファイル名で保存 |
Rename | 選択されたADLのファイル名を変更 |
Generate | 選択されたプロジェクトBuild • Generate Application • Generate Themes • Generate File |
Refresh | ADL XMLReload |
Delete | 選択されたADLを削除 |
MainFrame
nexacro platformアプリケーションの基本画面を構成する要素です。サブコンポーネントとしてChildFrameを持っており、プロジェクトと一緒にデフォルトで作成されます。
メニュー | アイコン | 機能 |
---|---|---|
Edit | MainFrameの下位Tree Item編集 | |
Insert Frame | MainFrameの下位Tree Item追加 | |
Copy | メインメニューではサポートされない機能 | |
Cut | メインメニューではサポートされない機能 | |
Paste | メインメニューではサポートされない機能 | |
Collapse All | MainFrameの下位Tree Itemを隠す | |
Expand All | MainFrameの下位Tree Itemを表示 | |
Copy Full Path | 選択されたMainFrameファイルが保存されたパスをクリップボードにコピー | |
Open Containing Folder | 選択されたMainFrameファイルのパスをWindowsエクスプローラで開いて表示 | |
Close | メインメニューではサポートされない機能 | |
Save | 編集中のMainFrameを保存 | |
Save As… | メインメニューではサポートされない機能 | |
Rename | メインメニューではサポートされない機能 | |
Generate | 選択されたプロジェクトBuild • Generate Application • Generate Themes | |
Refresh | メインメニューではサポートされない機能 | |
Delete | MainFrame削除 |
ChildFrameはMainFrameサブに来ることができるフレームでForm情報をUrl形で持っているため、該当Formを画面に表示します。Formがロードできる基本的な単位画面を意味します。
テーマ
ユーザーが制作したテーマを適用してプロジェクトのスタイルを容易に変更することができます。
メニュー | 機能 |
---|---|
Edit | Theme Editorを呼び出す |
New Theme | 新たなThemeを追加 |
Insert Theme | Themeを挿入 |
Copy | Themesメニューではサポートされない機能 |
Cut | Themesメニューではサポートされない機能 |
Paste | Themesメニューではサポートされない機能 |
Collapse All | Themesの下位Tree Itemを隠す |
Expand All | Themesの下位Tree Itemを表示 |
Copy Full Path | 有効化されたテーマファイルが保存されたパスをクリップボードにコピー |
Open Containing Folder | 有効化されたテーマファイルのパスをWindowsエクスプローラで開いて表示 |
Close | Themesメニューではサポートされない機能 |
Save | Themesメニューではサポートされない機能 |
Save As… | Themesメニューではサポートされない機能 |
Rename | Themesメニューではサポートされない機能 |
Generate | 選択されたプロジェクトBuild • Generate Application • Generate Themes |
Refresh | Themesメニューではサポートされない機能 |
メニュー | アイコン | 機能 |
---|---|---|
Edit | Theme Editorを呼び出す | |
Set as Active Theme | プロジェクトが実行されるとき選択されたテーマが適用されるように設定 選択されたテーマは無効化 | |
Copy | Themeメニューではサポートされない機能 | |
Cut | Themeメニューではサポートされない機能 | |
Paste | Themeメニューではサポートされない機能 | |
Collapse All | Themeメニューではサポートされない機能 | |
Expand All | Themeメニューではサポートされない機能 | |
Copy Full Path | テーマファイルが保存されたパスをクリップボードにコピー | |
Open Containing Folder | テーマファイルのパスをWindowsエクスプローラで開いて表示 | |
Close | Theme Editorを閉じる | |
Save | 編集中のThemeを保存 | |
Save As… | 編集中のThemeを別のファイル名で保存 | |
Rename | テーマファイル名変更 | |
Generate | 選択されたプロジェクトBuild • Generate Application • Generate Themes | |
Refresh | Themeメニューではサポートされない機能 | |
Delete | 選択されたThemeを削除 |
画像ファイルを確認する場合には、画像のプレビューウィンドウの下に画像ファイルの関連情報がさらに表示されます。
メニュー | 機能 |
---|---|
Edit | CSSが編集できるCSS Editorを呼び出す(CSSEditorの詳細な説明はStyleの説明を参照) |
New Folder | テーマ内に新たなフォルダを生成 |
Insert File | イメージファイルまたはCSSファイル追加 |
Remove File | Treeで選択されたファイルをリストから削除 |
Rename | Treeで選択されたファイルの名前を修正 |
Set Extern | DeployTheme機能で Extern Fileとして保存される Imageを選択。チェックボックスが Uncheck状態に設定される。但し、default.xthemeなどのデフォルト提供 Theme選択時には表示されません。) |
Unset Extern | 上記の Set Externに設定された Extern Fileを解除。チェックボックスが Check状態に設定される。但し、default.xthemeなどのデフォルト提供 Theme選択時には表示されません。) |
ScreenInfo
‘New Project Wizard’で入力したスクリーン情報を修正したり、新たなスクリーン情報を入力できるような Editor機能が追加されました。
‘Project Explorer’で、ADL Itemから提供されるポップアップメニューを使用して新たなスクリーン情報を追加したり、ADL Itemのサブ情報に表示される‘ScreenInfo’などを選択して編集することができます。
メニュー | 機能 |
---|---|
Edit | Screen Editorを呼出す |
Insert Screen | 新たなScreen情報追加 |
Copy | ScreenInfoメニューではサポートされない機能 |
Cut | ScreenInfoメニューではサポートされない機能 |
Paste | ScreenInfoメニューではサポートされない機能 |
Collapse All | ScreenInfo下位Tree Itemを隠す |
Expand All | ScreenInfo下位Tree Itemを広げる |
Copy Full Path | 選択されたADLファイルが保存されたパスをクリップボードにコピー (ScreenInfo情報はADLファイルに含まれています。) |
Open Containing Folder | 選択されたADLファイルのパスをWindowsエクスプローラで開いて表示 |
Close | ScreenInfoメニューではサポートされない機能 |
Save | 編集中のScreenInfoを保存 |
Save As… | ScreenInfoメニューではサポートされない機能 |
Rename | ScreenInfoメニューではサポートされない機能 |
Generate | 選択されたプロジェクトBuild • Generate Application • Generate Themes |
Refresh | ScreenInfoメニューではサポートされない機能 |
‘ScreenInfo Editor’は、既存に提供された‘Variable Editor’と同じ方式で編集機能を提供します。
属性 | 説明 | |
---|---|---|
1 | Add | 新たなスクリーン情報を追加するボタン |
2 | Del | ScreenInfoグリッドで選択されたスクリーン情報を削除するボタン |
3 | Screen情報グリッド | プロジェクトが使用するスクリーン情報を表示するグリッド |
4 | Property Window | ScreenInfoグリッドで選択されたスクリーン情報は、Propertis Windowsで同じように表示され、修正できます。 |
5 | Add Application Property | Screen情報にアプリケーションプロパティ情報を追加するボタン |
Add Application Property
プロパティウィンドウで、「Add Application Property」項目を選択時、アプリケーションプロパティ情報を追加するためのダイアログボックスが表示されます。
プロパティ | 説明 | |
---|---|---|
1 | Screen name | 選択されたScreen name表示 |
2 | ソート方式 | プロパティリストソート方式を選択します。 |
3 | アプリケーションプロパティリスト | Screen情報に追加可能なアプリケーションプロパティ情報が表示されます。値を入力して「OK」ボタンをクリックするとプロパティウィンドウに「Applicationグループ」が生成され、指定したプロパティ項目が追加されます。
|
追加されたアプリケーションのプロパティ情報は、コンテキストメニューから削除することができます。
Tray
Windowsシステムトレイに1つ以上のアプリケーションアイコンを追加し、ポップアップメニューなどを使用してアプリケーションを制御することができます。
トレイ追加
ADLメニューから「Insert ADL Item」を選択し、「Tray」項目を選択すると、新しいトレイアイテムを追加することができます。トレイアイテムが追加されると、「Trays」というグループが生成され、追加されたトレイを確認することができます。新しいトレイ項目を追加するには、「Trays」グループメニューから「Insert Tray」項目を選択するか、トレイアイテム編集ウィンドウで [追加]ボタンを選択します。
複数のトレイを追加した場合には、アプリケーションが開始されながらシステムトレイに複数のアイコンを表示します。
アイテム追加
システムトレイで、アプリケーションアイコンをクリック時に一つの動作のみを処理するようにすることができます。ただし、より多くの機能を使用するには、ポップアップメニューの形で機能を表示し、ユーザーが必要とする機能を選択できるようにサポートします。
トレイを選択して、プロパティウィンドウから items項目を選択すると、トレイポップアップメニューアイテムを編集することができるウィンドウが表示されます。新しいアイテムを追加して、innerdatasetに必要な項目を追加します。
innerdatasetに項目を追加することは、Menuコンポーネントや PopupMenuコンポーネントで使用する形式と同じです。levelcolumn値は0から始まり、captioncolumnに'&'文字を追加すると、ショートカットキーとして使用することができます。
トレイ実行
ランタイムでアプリケーションの実行時に登録したトレイは自動的に実行され、システムトレイにアイコンとして表示されます。該当するトレイをマウスでクリックして登録したアイテムをポップアップメニューで実行するには、以下のようにイベントを追加します。
this.Tray0_onlbuttonup = function(obj:Tray, e:nexacro.MouseEventInfo) { obj.items['item00'].trackPopup(); }
TypeDefinitionの編集
nexacro studioでは、Component、Service、UpdateをType Definitionに登録してPrefixとして使用することができます。Type Definitionに登録されたそれぞれの項目は、Edit TypeDefinitionで既存の項目の修正、削除および新規項目の追加ができます。
メニュー | 機能 |
---|---|
Edit | TypeDefinitionが編集できる編集ウィンドウを呼び出す |
Insert Typedefinition Item | TypeDefinitionの Protocolsに新たにプロトコルを追加することができるプロトコル追加ウィザードを呼び出す |
Copy | TypeDefinitionメニューではサポートされない機能 |
Cut | TypeDefinitionメニューではサポートされない機能 |
Paste | TypeDefinitionメニューではサポートされない機能 |
Collapse All | TypeDefinitionの下位Tree Itemを隠す |
Expand All | TypeDefinitionの下位Tree Itemを表示 |
Copy Full Path | TypeDefinitionファイルが保存されたパスをクリップボードにコピー |
Open Containing Folder | TypeDefinitionファイルのパスをWindowsエクスプローラで開いて表示 |
Close | TypeDefinitionメニューではサポートされない機能 |
Save | TypeDefinitionメニューではサポートされない機能 |
Save As… | TypeDefinitionメニューではサポートされない機能 |
Rename | TypeDefinitionメニューではサポートされない機能 |
Generate | 選択されたプロジェクトBuild • Generate Application • Generate Themes • Generate Service • Generate File |
Refresh | TypeDefinition XMLReload |
Edit TypeDefinition
Edit TypeDefinitionはProject ExplorerウィンドウでTypeDefinition項目をダブルクリックするか、メニューの[編集]ウィンドウを呼び出して使用することができます。
Objects
nexacro platformで使用するボタン、チェックボックスなどデザインで表現されるコンポーネントとDatasetなどのようなInvisibleコンポーネントは、モジュールに登録されたライブラリで管理します。アプリケーションが正常に動作するためには、使用するライブラリのフォルダがアクセス可能なパスに設定されている必要があります。
Column | 説明 |
---|---|
Type | コンポーネントのType |
ID | コンポーネントのID |
ClassName | コンポーネントのClassName |
Image | コンポーネントツールバーで使用されるイメージ |
Default Width | コンポーネントの基本の幅 |
Default Height | コンポーネントの基本の高さ |
Modules
追加で開発されたコンポーネントを使用するためには、関連するモジュールを登録して接続されたコンポーネントを使用することができます。
Protocols
Protocol Definitionでは、新しいプロトコルを登録/削除して、プロトコルを使用するデバイスのタイプを管理します。また、選択したデバイスタイプに合わせて、それぞれのモジュールの情報とクラス情報を登録することができます。
デバイス タイプ | Column | 説明 |
---|---|---|
Runtime | ModuleName | バイナリモジュールの名前です。TargetPathのパスから [ModuleName].dllファイルを検索して登録します。 |
TargetPath | バイナリモジュールを受け取るパスです。 | |
HTML5 | Classname | HTML5環境で使用するプロトコルのクラス名です。 |
Android | Classname | Android環境で使用するプロトコルのクラス名です。 |
iOS | Classname | iOS環境で使用するプロトコルのクラス名です。 |
Services
Service Definitionでは、nexacro studioで使用されるFolder PathやInternet URLなどを管理します。Add、Deleteボタンを使って新たなServiceを追加したり、選択されたServiceを削除することができます。
Column | 説明 |
---|---|
PrefixID | ServiceのPrefixID |
Type | ServiceのType |
Url | Serviceのパス |
CacheLevel | キャッシュ機能使用の設定 |
Codepage | Code Page名 |
Language | 使用言語 |
Version | Serviceのバージョン情報 |
Communication version | Communicationのバージョン情報 |
ServiceList | Service List呼び出しパス(Typeを「bs」、「metadata」に指定した場合に使用) |
DatasetLayout | Model Service Layout呼び出しパス(Typeを「bs」、「metadata」に指定した場合に使用) |
ExecuteUrl | Business Serviceが実行されるパス(Typeを「bs」に指定した場合に使用) |
File Extension | サービスに管理する対象ファイルの拡張子リスト(Typeを「file」に指定した場合に使用) セミコロン(;)で拡張子を区分して入力(例:js; txt; xfdl; xml) |
Include Sub-directory | サブディレクトリを含むかどうか (Typeを「file」に指定した場合に使用) |
Search Column | Metadataエディタでデータの検索時に検索範囲の列を指定(Typeを「metadata」に指定した場合に使用) セミコロン(;)で拡張子を区分して入力し、入力しない場合、全ての列を探索範囲として指定 |
PrefixID指定時の下記の項目は、使用しないでください。使用時にエラーが発生することがあります。
- 空の文字列
- 数字で始まる文字列
- 指定済みのPrefixIDと重複している文字列
- 特殊文字を含む文字列space(' ')、\t、\n、\r、\、/、:、;、*、?、'、"、<、>、|、!、@、#、$、%、^、&、(, )、-、+、=、~、[、]、{、}、`、comma(,)、dot(.)
選択したType値に応じて、[Project Explorer]の表示するファイル形式が制限されます。
Service Type | File extension |
---|---|
form | *.xfdl, *.xjs, *.js |
js | *.js, *.xjs |
file | 制限なし File Extensionに拡張子を指定した場合は、その拡張子に制限 |
css | *.css |
JSP | PrefixIDでのみ使用し、[Project Explorer]に表示しません。 |
ASP | PrefixIDでのみ使用し、[Project Explorer]に表示しません。 |
SAP | PrefixIDでのみ使用し、[Project Explorer]に表示しません。 |
bs | business service dataset |
metadata | metadata service dataset |
各サービスは、Typeに応じて、許可された拡張子のファイルのみを管理します。許可されていないファイルは、[Project Explorer]に表示しません。
Generate、Deploy処理時に許容されたファイル形式外のファイルはコピーされません。例えば、Typeが「form」のサービスディレクトリに*.jsonファイルがある場合、そのファイルはコピーされません。
Typeが「JSP」、「ASP」、「SAP」のサービスは、ディレクトリ自体がコピーされません。
Typeが「JSP」、「ASP」、「SAP」の場合には、nexacro studioでファイルリストを表示しません。PrefixIDで使用する用途でのみ使用します。
Update
Update Definitionでは、Webまたは既に開発されたApplication上でのnexacro platformに必要なファイルの配信およびバージョンを管理します。Add、Deleteバージョンを使用して新たなUpdateを追加したり、選択されたUpdateを削除することができます。
Column | 説明 |
---|---|
SystemType | システムタイプ選択(Windows、Android、iOS) |
OS | OSタイプ選択 |
Device | 機器タイプ選択 |
UpdateUrl | コンポーネントをアップデートするパス。 |
EngineUrl | EngineインストールURL |
EngineSetupKey | Engineインストールキー |
EngineVersion | Engineバージョン |
Timeout | 待ち時間(SystemTypeを「Android」、「iOS」に指定した場合に使用) |
Retry | リドライ回数(SystemTypeを「Android」、「iOS」に指定した場合に使用) |
AutoUpdate | auto, manualの中で選択 (SystemTypeを「Android」、「iOS」に指定した場合に使用) |
Description | その他のメモ(システムの実行には影響を与えません。) |
Resource | |
Type | リソースファイルタイプ(Object、Theme、File、Engine) |
File | ファイル名(拡張子を含む) |
TargetPath | アップデートパス(Destination) |
Version | アップデートファイルのバージョン |
UpdateUrlパスで指定されたドメインがXADLパスと一致しない場合にはアップデートしません。
XADLパスがローカルに指定された場合には、ドメイン情報と関係なく、アップデートします。
モバイルデバイスアプリ開発時に必要なオプションの説明は、Administrator Guideドキュメントを参照してください。
14.0.1.3200以降のバージョンにて、セキュリティ対策として下記のような制約事項を追加しました。
• TargetPathに指定したパスが変換を許可しているaliasパスである場合にのみアップデートするように制限されます。
• TargetPathパスがスタートメニューフォルダである場合、アップデートを許可しません。
• パスを迂回できないように、親フォルダを意味する「../」はTargetPathに挿入できなくなります。
Service Refactoring
Type Definitionで使用中のServiceのPrefixIDを変更する場合、使用中の部分を自動的に変更されたPrefixIDに変更するRefactoring機能が実行されます。
現在、Projectで使用中の変更前のPrefixIDを全てリストに表示し、‘Rename’をクリックするとチェックされている項目を自動的に変更します。
Metadata
Metadataシステムで管理するデータをnexacro studioで連動する機能です。処理されたMetadataはDatasetに使用するか、idやtextプロパティ値として取得して使用することができます。
Metadata登録
[TypeDefinition > Services]タブで登録します。
Metadataサービスは、一つのプロジェクトに一つのみ登録することができます。複数の項目を登録する場合は、次のようなメッセージが出力され、保存されません。
実際のサービスを処理するためには、デフォルト項目に加えて「Service List」、「Dataset Layout」項目を指定する必要があります。
Service List
サービスDatasetファイルを指定します。提供されるファイル形式は、以下の通りです。Metadata処理のために列のデータのうち「DOMAIN」、「MODEL」項目は、「metadata」で入力する必要があります。
Column ID | 説明(固定値) | |
---|---|---|
1 | DOMAIN | metadata |
2 | MODEL | metadata |
3 | DESCRIPTION | 説明 |
4 | DATASOURCE | 使用済みのデータソース |
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <Root xmlns='http://www.nexacroplatform.com/platform/Dataset' ver='4000'> <Parameters> <Parameter id="ErrorCode" type="int">0</Parameter> <Parameter id="ErrorMsg" type="string">success</Parameter> </Parameters> <Dataset id="termService"> <ColumnInfo> <Column id="DOMAIN" type="string" size="255"/> <Column id="MODEL" type="string" size="255"/> <Column id="DESCRIPTION" type="string" size="255"/> <Column id="DATASOURCE" type="string" size="255"/> </ColumnInfo> <Rows> <Row> <Col id="DOMAIN">metadata</Col> <Col id="MODEL">metadata</Col> <Col id="DESCRIPTION">description</Col> <Col id="DATASOURCE">DB</Col> </Row> </Rows> </Dataset> </Root>
DatasetLayout
Dataset Layoutに入れる情報を指定します。提供されるファイル形式は、以下の通りです。Dataset Layoutには、output Datasetとmetadata Dataset情報を記述します。output Datasetが提供するカラムの中で「name」項目は「metadata」に入力する必要があり、metadata Datasetのid項目も「metadata」に入力する必要があります。
Column ID | 説明 (固定値) | |
---|---|---|
1 | name | metadata |
2 | type | dataset |
3 | description | データに関する説明 |
<?xml version='1.0' encoding='utf-8'?> <Root xmlns='http://www.nexacroplatform.com/platform/Dataset' ver='4000'> <Parameters> <Parameter id='svcid' type='string'></Parameter> <Parameter id='ErrorCode' type='int'>0</Parameter> </Parameters> <Dataset id='output'> <ColumnInfo> <Column id='name' type='STRING' size='50'/> <Column id='type' type='STRING' size='50'/> <Column id='description' type='STRING' size='256'/> </ColumnInfo> <Rows> <Row> <Col id='name'>metadata</Col> <Col id='type'>dataset</Col> <Col id='description'>Color code</Col> </Row> </Rows> </Dataset> <Dataset id='metadata'> <ColumnInfo> <Column id='CODE' type='STRING' size='50'/> <Column id='NAME' type='STRING' size='50'/> </ColumnInfo> <Rows> <Row> <Col id='CODE'>0048BA</Col> <Col id='NAME'>Absolute Zero</Col> </Row> <Row> <Col id='CODE'>4C2F27</Col> <Col id='NAME'>Acajou</Col> </Row> <Row> <Col id='CODE'>B0BF1A</Col> <Col id='NAME'>Acid green</Col> </Row> <Row> <Col id='CODE'>C9FFE5</Col> <Col id='NAME'>Aero</Col> </Row> </Rows> </Dataset> </Root>
DatasetLayoutサービス呼び出しは、以下のような形式で処理されます。
'サービスURL' + 'サービスリスト' + &domain=ドメイン名&model=モデル名
固定されたXMLファイルを作成してメタデータで使用する場合、以下のようにDataset Layout値を入力する必要があります。
ServiceModelData.xml?service=serviceInfo
オプション設定
Metadataをidまたはtextプロパティ値として取得して使用するには、オプションから別途設定が必要になります。メニューから[Tools > Options > Environment > Business Service]の「Use user-defined metadata」項目にチェックします。
該当オプションで「Load business service layout information on Startup」項目にチェックすると、プロジェクトをロードするときにMetadata情報も一緒に取得します。このオプションを使用しない場合、手作業でMetadataを選択し、「Refresh」メニューを選択して情報を取得することができます。
プロパティ値に適用
「Use user-defined metadata」項目にチェックした場合には、id、textプロパティウィンドウでMetadata情報を呼び出せるボタンが表示されます。該当ボタンをクリックして目的の項目を選択して、プロパティ値として適用することができます。
データが多い場合には、列の値をフィルタして選択することができます。フィルタリング対象の列は、サービス登録時に「Search Column」項目で指定することができます。
プロパティ値として適用した値は、実際のプロパティ値として適用されます。Metadataと結合されるわけではないので、Metadataが変更されても該当プロパティ値は変更されません。
Datasetに適用
[Project Explorer]からMetadataを選択し、「Invisible Objects」領域にマウスのドラッグ&ドロップで移動すると、Datasetとして作成されます。
Global Variables
GlobalVariablesでは、ADLやFormには含まれていませんが、Project全体に渡って使用される複数のGlobal項目が表示されます。また、それぞれのエディタを使用してGlobalVariablesに項目を追加したり修正することができます。
GlobalVariables ItemとしてDataset、Variable、Image項目が入力できます。
メニュー | 機能 |
---|---|
Edit Source | GlobalVariablesXML編集ウィンドウで直接修正 |
Insert Global Variables Item | • Dataset Dataset Editorに新たなDatasetを追加 • Variable Variable Editorに新たなVariableを追加 • Image イメージを追加 |
Copy | GlobalVariablesメニューでサポートされない機能 |
Cut | GlobalVariablesメニューでサポートされない機能 |
Paste | GlobalVariablesメニューでサポートされない機能 |
Collapse All | GlobalVariablesの下位Tree Itemを隠す |
Expand All | GlobalVariablesの下位Tree Itemを表示 |
Copy Full Path | GlobalVariablesファイルが保存されたパスをクリップボードにコピー |
Open Containing Folder | GlobalVariablesファイルのパスをWindowsエクスプローラで開いて表示 |
Close | GlobalVariablesメニューでサポートされない機能 |
Save | 編集中のGlobalVariablesを保存 |
Save As… | GlobalVariablesメニューでサポートされない機能 |
Rename | GlobalVariablesメニューでサポートされない機能 |
Generate | 選択されたプロジェクトBuild • Generate Application • Generate Themes • Generate File |
Refresh | GlobalVariables XMLReload |
Datasets
Datasetはデータを処理するためにテーブル形式で記憶する場所です。Presentation用のコンポーネントとDatasetがバインドされた場合、Data変更事項が該当のコンポーネントに自動的に同期化される機能も提供します。
メニュー | アイコン | 機能 |
---|---|---|
Edit | Dataset Editorを呼び出す | |
Insert Dataset | Dataset Editorに新たなDatasetを追加 | |
Copy | Datasetメニューではサポートされない機能 | |
Cut | Datasetメニューではサポートされない機能 | |
Paste | Datasetメニューではサポートされない機能 | |
Collapse All | Datasetsの下位Tree Itemを隠す | |
Expand All | Datasetsの下位Tree Itemを開く | |
Copy Full Path | GlobalVariablesファイルが保存されたパスをクリップボードにコピー | |
Open Containing Folder | GlobalVariablesファイルのパスをWindowsエクスプローラで開いて表示 | |
Close | Datasetメニューではサポートされない機能 | |
Save | 編集中のDatasetを保存 | |
Save As… | Datasetメニューではサポートされない機能 | |
Rename | Datasetメニューではサポートされない機能 | |
Generate | 選択されたプロジェクトBuild • Generate Application • Generate Themes | |
Refresh | Datasetメニューではサポートされない機能 |
Dataset編集ウィンドウでDataset項目を追加、削除および構成の変更ができます。
属性 | 説明 | |
---|---|---|
1 | Import Datasets | 保存されたファイルからDatasetにロード |
2 | Export Datasets | 現在のDatasetをファイルに保存 |
3 | Add a New Dataset | Datasetを追加 |
4 | Delete selected Datasets | Datasetを削除 |
5 | Const | Constant DataColumnsを設定 |
6 | Add a new Const Column | Constant変数を追加 |
7 | Insert a new Const Column | カーソルが位置する上段にConstant変数を挿入 |
8 | Delete selected Const Columns | Constant変数を削除 |
9 | Columns | DatasetColumnsを設定 |
10 | Add a new Column | DatasetColumnを追加 |
11 | Insert a new Column | カーソルが位置する上段にColumnを挿入 |
12 | Delete selected Columns | DatasetColumnを削除 |
13 | Rows | DatasetRowを設定 |
14 | Add a new Row | DatasetRowを追加 |
15 | Insert a new Row | カーソルが位置する上段にRowを挿入 |
16 | Delete selected Rows | DatasetRowを削除 |
Variables
VariablesはProject内で全域的に使用する変数です。
メニュー | 機能 |
---|---|
Edit | Variable Editorを呼び出す |
Insert Variable | Variable Editorに新たなVariableを追加 |
Copy | Variablesメニューでサポートされない機能 |
Cut | Variablesメニューでサポートされない機能 |
Paste | Variablesメニューでサポートされない機能 |
Collapse All | Variablesの下位Tree Itemを隠す |
Expand All | Variablesの下位Tree Itemを開く |
Copy Full Path | GlobalVariablesファイルが保存されたパスをクリップボードにコピー |
Open Containing Folder | GlobalVariablesファイルのパスをWindowsエクスプローラで開いて表示 |
Close | Variablesメニューでサポートされない機能 |
Save | 編集中のVariableを保存 |
Save As… | Variablesメニューでサポートされない機能 |
Rename | Variablesメニューでサポートされない機能 |
Generate | 選択されたプロジェクトBuild • Generate Application • Generate Themes |
Refresh | Variablesメニューでサポートされない機能 |
Variable編集ウィンドウでVariable項目を追加、削除したり、構成を変更することができます。
属性 | 説明 | |
---|---|---|
1 | ID | 変数名 |
2 | Initval | 初期値 |
3 | Usecookie | Cookieを使用するかを設定 |
4 | Add Variable | 変数を追加 |
5 | Delete Variable | 選択された変数を削除 |
Image
Project内で使用されるImageを新たに追加したり削除することができます。
Project ExplorerのImages項目では、Imageを追加できるポップアップメニューが呼び出され、Images項目の下位ItemであるImage項目では、選択されたImageを削除できるポップアップメニューが呼び出されます。
メニュー | 機能 |
---|---|
Edit | Imageメニューではサポートされない機能 |
Insert Image | Image Fileを追加できるFile Dialogを呼び出す |
Copy | Imageメニューではサポートされない機能 |
Cut | Imageメニューではサポートされない機能 |
Paste | Imageメニューではサポートされない機能 |
Collapse All | Imagesの下位Tree Itemを隠す |
Expand All | Imagesの下位Tree Itemを開く |
Copy Full Path | GlobalVariablesファイルが保存されたパスをクリップボードにコピー |
Open Containing Folder | GlobalVariablesファイルのパスをWindowsエクスプローラで開いて表示 |
Close | Imageメニューではサポートされない機能 |
Save | 編集中のImageを保存 |
Save As… | Imageメニューではサポートされない機能 |
Rename | Imageメニューではサポートされない機能 |
Generate | 選択されたプロジェクトBuild • Generate Application • Generate Themes |
Refresh | Imageメニューではサポートされない機能 |
Delete | 選択されたイメージファイルをImageグループから削除 (個々の画像ファイルを選択した場合) |
Project ExplorerImage項目が選択された場合、Image Previewが自動的に呼び出されます。
プロジェクトを作成したドライブと違うドライブを使用する場合は、パスが正常に処理されません。
たとえば、Dドライブに作成したプロジェクトで、Cドライブに保存された画像を取得することにしたら、相対パスを正常に処理することができません。
サービスグループにfileタイプで登録したパスに保存された画像でない場合は、ジェネレートの過程でファイルをコピーしません。
該当サーバーに同じパスにファイルをコピーする必要がありますし、該当ファイルへのアクセス権限が必要です。
FDL生成ウィザード
Form生成ウィザードを利用して新たなFormを生成することができます。メニューFile[New – Item – Form]でForm生成ウィザードを開始します。
1段階 Location
生成されるフォームのパスと名を入力するステップです。フォーム名は、必ず入力する必要がある必須項目であり、生成されるパスに同じフォーム名が存在している場合は、生成することができません。
属性 | 説明 |
---|---|
Name | 生成されるフォームの名前 |
Location | 生成されるフォームの位置 |
2段階 Dimension
FormのWidth、Heightを指定します。最初Width、HeightはメニューTool[Options]のDesignで定められた値を表示します。
3段階 Position
formでコンポーネント生成時に適用されるPositionプロパティ値の単位を設定します。デフォルト値はOptionで指定した値で表示されます。
各プロパティ値の単位を変更して、左下にある「Save position in options」項目をチェックすると、指定された単位がOptionに保存されます。
4段階 Layout
フォームで使用されるLayoutを設定します。Layoutとは、それぞれ異なるサイズの画面を意味します。
プロジェクトの作成時に指定したScreen情報に基準にLayout情報を自動的に構成します。前の段階で「Finish」ボタンをクリックしてフォームを作成した場合には、Layout情報を追加設定せずにデフォルト設定であるDefaut Layoutのみ生成されます。
説明 | |
---|---|
1 | Layout情報編集画面 |
2 | Screen TemplateからLayout情報を取得するボタン |
3 | Formで使用するLayout情報を追加するボタン |
4 | 選択されたLayout情報を削除するボタン |
Layoutプロパティ | 説明 |
---|---|
name | Layout名(一意識別子) |
screenid | Layoutが使用するScreen名を設定します。 - ADL Screen項目の中で複数選択することができます。 |
width | Layoutの幅 |
height | Layoutの高さ |
description | Layoutの説明 |
テンプレートボタンを押すと、Screen Templateウィンドウが表示されます。
説明 | |
---|---|
1 | Screen Templateに指定されたUser/Basic Templateリストの中で使用するScreen項目を選択します。 複数の項目を選択することができます。 |
2 | User Templateを追加、変更、削除できるウィンドウを表示します。 修正した情報はUser Templateにすぐに反映されます。 |
Screen Templateから選択したリストでLayoutを生成することができ、生成時にLayoutのnameとwidthプロパティは、Screen情報のnameとscreenwidthプロパティによって自動的に適用されます。
FDL (Form Definition Language)
FDL Drag&Drop
Projectで生成されたFormをServiceグループ単位で管理され、各グループに属するフォームは、Drag&Dropで他のグループに移動したり、<Ctrl> + Drag&Dropでコピーすることができます。
FDL項目
フォーム項目は、下位Tree ItemでLayout、Objects、Script、Bindを持ちます。
アイコン | タイトル | 説明 |
---|---|---|
Layout | フォームに生成されたコンポーネントを下位Itemとして表示 | |
Objects | 不可視なInvisible Componentを表示 | |
Script | フォームが持つFunctionリストを表示 | |
Bind | フォームにバインドされた情報を表示 |
フォーム項目では、下記の機能をサポートします。
Formをnexacro studioで編集する場合とそうでないときに表示されるコンテキストメニューが異なります。編集中にはBindItem、Layout Listのようなメニューが有効になり、そうでないときは、Edit、Insert Style、Renameのようなメニューが有効になります。
メニュー | 機能 |
---|---|
Edit | 選択されたFormを編集するDesignウィンドウを呼び出す |
Insert Style | CSSファイルを追加、ロードされていないFormのみ適用 |
BindItem | BindItemダイアログ呼び出し |
Copy | 選択されたFormをコピー |
Cut | 選択されたFormカット |
Paste | CopyまたはCutされたFormを現在のServiceに貼り付け |
Collapse All | Formの下位Tree Itemを隠す |
Expand All | Formの下位Tree Itemを編集 |
Layout List | Layout Listダイアログ呼び出し |
Copy Full Path | Formファイルが保存されたパスをクリップボードにコピー |
Open Containing Folder | FormファイルのパスをWindowsエクスプローラで開いて表示 |
Close | 現在、編集中のProjectを閉じる |
Save | 選択されたFormを保存 |
Save As… | 選択されたFormを別のファイル名で保存 |
Rename | 選択されたFormのタイトル変更 |
Generate | 選択されたプロジェクトBuild • Generate Application • Generate Themes • Generate File |
Refresh | 選択されたForm XMLReload |
Delete | 選択されたFormを削除 |
QuickView | 選択されたフォームをクィッグビュー機能にLaunchします。 |
Templateの使用
Make a Project Template
現在、作業中のProjectをTemplateに登録する機能です。 Project Explorerで、Project選択 > マウス右クリック > Project Templateをクリックをクリックすると書きの画面が表示されます。
属性 | 説明 | |
---|---|---|
1 | Project Template Name | 生成されるTemplateの名前 |
2 | Select ADL to include | Project Templateに含まれるADLを選択 |
3 | Select a Service Group and Files to include | Project Templateに含まれるファイルを選択 |
Templateに登録されたProjectは、後で新規Projectを生成する際にNew Project wizardで選択して使用することができます。
Screen Template
基本的に提供されているScreen Templateを使用することができます。Screen Template機能を使用すると、頻繁に使用されるScreen情報をユーザーがTemplateに登録することができます。
14.0.0.40のバージョンからは機能変更により、Layout Template機能が削除されました。
説明 | |
---|---|
1 | ユーザー定義Screen情報を追加するボタン |
2 | ユーザー定義Screen情報を削除するボタン |
3 | ユーザー定義Screen情報の編集画面 |
Basic Templateの情報は、デフォルトではユーザーが直接編集することができません。Basic Templateのリストはnexacroインストール·パス·ディレクトリー内の「nexacro_os_device.xml」ファイルで管理します。
その他のファイルの生成
File > New > Fileメニューから追加で必要なスタイルファイル(CSS)、XMLファイル、スクリプトファイル、テーマファイルを作成することができます。
Create a new XML file
属性 | 説明 |
---|---|
File name | 生成されるXMLファイル名 |
Location | 生成されるXMLファイルの位置 |
Create a new Java script file
属性 | 説明 |
---|---|
File name | 生成されるJava Scriptファイル名 |
Location | 生成される Java Scriptファイルの位置 |
Auto Recover
Tools > OptionsメニューでAutoRecover機能の使用の設定と時間を設定すると、nexacro studioで編集するファイルを設定した時間単位で臨時ファイルに保存する機能を実行します。
ファイルの編集中にnexacro studioが正常に終了せず、編集中だったプロジェクトを開くと、臨時ファイルを確認して復旧させるかを問うメッセージがポップアップします。
AutoRecoverは復旧対象リストをリストとして表示し、該当のファイルを編集時に保存された臨時ファイルを使って復旧します。
プロトコル追加ウィザード
プロトコル追加ウィザードを使用して、TypeDefinitionに新しいプロトコルを追加することができます。プロトコル追加ウィザードを起動する方法は2つあります。
Project Explorerでプロジェクトの TypeDefinition選択 > マウス右ボタンクリック > Insert Typedefinition Item > Protocolをクリック
Project Explorerの TypeDefinition > Protocols選択 > マウス右クリック > Insert Protocolをクリック
ユーザーはもっと便利な方を選択してプロトコル追加ウィザードを起動します。
ステップ1. Protocol
新しいプロトコルを登録 / 削除して、プロトコルを使用するデバイスのタイプを選択します。また、選択したデバイスタイプに合わせて、それぞれのモジュールの情報とクラス情報を登録します。
項目 | 説明 | |
---|---|---|
1 | Add | プロトコルを登録します。 |
2 | Delete | 選択したプロトコルを削除します。 |
3 | Protocol ID | プロトコルの IDです。 Protocol IDは、サービスの URLに使用されます。 [Protocol ID]:// |
4 | Device Type | 登録したプロトコルを使用するデバイスのタイプを決定します。プロトコルを重複して使用が可能で、各デバイスごとに固有のClass Nameは、他の値として保存されます。 HTML5、Android、iOSを選択した場合には、各デバイスで使用する Classnameを登録することができます。 |
5 | Runtime: ModuleName | バイナリモジュールの名前です。 TargetPathのパスから [ModuleName].dllファイルを検索して登録します。 ModuleNameは start.jsonに追加されます。 |
6 | Runtime; TargetPath | バイナリモジュールを受け取るパスです。 TargetPathは start.jsonに追加されます。 |
7 | HTML5: Classname | HTML5環境で使用するプロトコルのクラス名です。 adl.jsの registerclass配列に登録され、他のコンポーネントと一緒にロードされます。 |
8 | Android: Classname | Android環境で使用するプロトコルのクラス名です。 start android.jsonファイルに Protocol IDと Classnameが登録されます。 |
9 | iOS: Classname | iOS環境で使用するプロトコルのクラス名です。 start ios.jsonファイルに Protocol IDと Classnameが登録されます。 |
各デバイスタイプごとにプロトコル情報がどのように設定されるかの例を以下に示します。
$r_title(start.json) "version" : "15.0.0.1", "runtime" : { "target" : { "os" : "windows" }, "framework" : [ [framework js path] ], "component" : [ [component js path] ], "form" : [ ], "xadl" : { }, "protocol" : { "adaptors" : [ { "protocolname" : "[Protocol ID]", "modulename" : "[modulename].dll", "targetpath" : "[Target Path]" }, { } ] } "resource" : { },
$r_title(adl.xadl.js)
// load components
var registerclass = [
{"id":"Div", "classname":"nexacro.Div", "type":"JavaScript"},
{"id":"Button", "classname":"nexacro.Button", "type":"JavaScript"},
{"id":"PopupDiv", "classname":"nexacro.PopupDiv", "type":"JavaScript"},
{"id":"Combo", "classname":"nexacro.Combo", "type":"JavaScript"},
{"id":"CheckBox", "classname":"nexacro.CheckBox", "type":"JavaScript"},
{"id":"ListBox", "classname":"nexacro.ListBox", "type":"JavaScript"},
{"id":"Edit", "classname":"nexacro.Edit", "type":"JavaScript"},
{"id":"MaskEdit", "classname":"nexacro.MaskEdit", "type":"JavaScript"},
{"id":"TextArea", "classname":"nexacro.TextArea", "type":"JavaScript"},
{"id":"Menu", "classname":"nexacro.Menu", "type":"JavaScript"},
{"id":"Tab", "classname":"nexacro.Tab", "type":"JavaScript"},
{"id":"ImageViewer", "classname":"nexacro.ImageViewer", "type":"JavaScript"},
{"id":"Radio", "classname":"nexacro.Radio", "type":"JavaScript"},
{"id":"Calendar", "classname":"nexacro.Calendar", "type":"JavaScript"},
{"id":"Static", "classname":"nexacro.Static", "type":"JavaScript"},
{"id":"Grid", "classname":"nexacro.Grid", "type":"JavaScript"},
{"id":"Spin", "classname":"nexacro.Spin", "type":"JavaScript"},
{"id":"PopupMenu", "classname":"nexacro.PopupMenu", "type":"JavaScript"},
{"id":"GroupBox", "classname":"nexacro.GroupBox", "type":"JavaScript"},
{"id":"ProgressBar", "classname":"nexacro.ProgressBar", "type":"JavaScript"},
{"id":"Plugin", "classname":"nexacro.Plugin", "type":"JavaScript"},
{"id":"Dataset", "classname":"nexacro.NormalDataset", "type":"JavaScript"},
{"id":"Protocol00", "classname":"test_HTML5", "type":"Protocol"},
{"id":"Protocol01", "classname":"Protocol01", "type":"Protocol"}
];
$r_title(start_android.json) "version" : "15.0.0.1", "runtime" : { "target" : { "os" : "android" }, "framework" : [ [framework js path] ], "component" : [ [component js path] ], "form" : [ ], "xadl" : { }, "protocol" : { "adaptors" : [ { "protocolname" : "[Protocol ID]", "classname" : "[Android_ClassName]", }, { } ] } "resource" : { },
$r_title(start_ios.json) "version" : "15.0.0.1", "runtime" : { "target" : { "os" : "ios" }, "framework" : [ [framework js path] ], "component" : [ [component js path] ], "form" : [ ], "xadl" : { }, "protocol" : { "adaptors" : [ { "protocolname" : "[Protocol ID]", "classname" : "[iOS_ClassName]", }, { } ] } "resource" : { },
ステップ2. Service
登録した Protocol IDに該当するサービスを自動的に生成します。
項目 | 説明 | |
---|---|---|
1 | PrefixID | サービス Prefix IDとして使用する IDです。 |
2 | Type | サービスタイプです。 JSP、ASPの中から選択することができます。 |
3 | Url | サービスURLです。ステップ1で入力した Protocol IDの値が [Protocol ID]:// 形式に自動的に設定され、変更は不可となります。 |
ステップ3. Resource
前ステップで追加したプロトコルの登録されたデバイスのタイプが Runtimeの項目について Resourceを自動的に追加します。
項目 | 説明 | |
---|---|---|
1 | File | ステップ1で設定した ModuleName値で指定された [ModuleName].dllファイルが自動的に設定されます。File項目は必須項目であるため、何の情報が存在しない場合は、Finishへ進めることができません。 |
2 | TargetPath | ステップ1で設定した TargetPath値に自動的に設定されます。 |
自動的に設定された Resource値を変更することはできるが、start.jsonに使用される情報であるため、変更しないことをお勧めします。
ステップ4. Finish
ステップ3で [Finish]をクリックすると、プロトコル追加ウィザードを使用して追加したプロトコル、サービス、更新(Resource)が TypeDefinitionに新たに追加されたことを確認することができます。
プロトコル追加ウィザードのステップ1で入力したプロトコル情報が TypeDefinitionの Protocolsに登録された画面
プロトコル追加ウィザードのステップ2で入力したサービス情報が TypeDefinitionの Servicesに登録された画面
プロトコルの追加ウィザードのステップ3で入力したResource(Update)情報が TypeDefinitionの Updateに登録された画面
下記は、プロトコル追加ウィザードを実行した後に更新された TypeDefinitionの例を示します。赤で表示された部分は、プロトコル追加ウィザードを使用して追加されたプロトコル、サービス、リソースです。
$r_title(default_typedef.xml) <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <TypeDefinition version="1.2"> <Modules> <Module url="CompBase.json"/> <Module url="ComComp.json"/> <Module url="Grid.json"/> <Module url="DeviceAPI.json"/> </Modules> <Components> <Component type="JavaScript" id="Div" classname="nexacro.Div"/> <Component type="JavaScript" id="Button" classname="nexacro.Button"/> <Component type="JavaScript" id="PopupDiv" classname="nexacro.PopupDiv"/> <Component type="JavaScript" id="Combo" classname="nexacro.Combo"/> <Component type="JavaScript" id="CheckBox" classname="nexacro.CheckBox"/> <Component type="JavaScript" id="ListBox" classname="nexacro.ListBox"/> <Component type="JavaScript" id="Edit" classname="nexacro.Edit"/> <Component type="JavaScript" id="MaskEdit" classname="nexacro.MaskEdit"/> <Component type="JavaScript" id="TextArea" classname="nexacro.TextArea"/> <Component type="JavaScript" id="Menu" classname="nexacro.Menu"/> <Component type="JavaScript" id="Tab" classname="nexacro.Tab"/> <Component type="JavaScript" id="ImageViewer" classname="nexacro.ImageViewer"/> <Component type="JavaScript" id="Radio" classname="nexacro.Radio"/> <Component type="JavaScript" id="Calendar" classname="nexacro.Calendar"/> <Component type="JavaScript" id="Static" classname="nexacro.Static"/> <Component type="JavaScript" id="Grid" classname="nexacro.Grid"/> <Component type="JavaScript" id="Spin" classname="nexacro.Spin"/> <Component type="JavaScript" id="PopupMenu" classname="nexacro.PopupMenu"/> <Component type="JavaScript" id="GroupBox" classname="nexacro.GroupBox"/> <Component type="JavaScript" id="ProgressBar" classname="nexacro.ProgressBar"/> <Component type="JavaScript" id="Plugin" classname="nexacro.Plugin"/> <Component type="JavaScript" id="Dataset" classname="nexacro.NormalDataset"/> </Components> <Services> <Service prefixid="Base" type="form" url="./Base/" version="0" communicationversion="0"/> <Service prefixid="Service00" type="JSP" url="Protocol00://" version="0" communicationversion="0"/> <Service prefixid="Service01" type="JSP" url="Protocol01://" version="0" communicationversion="0"/> <Service prefixid="Service02" type="JSP" url="Protocol02://" version="0" communicationversion="0"/> </Services> <Update> <Item systemtype="Windows" url=""> <Os type="default" url="" engineurl="" enginesetupkey="" engineversion=""> <Device type="default" url="" engineurl="" enginesetupkey="" engineversion="" desc=""> <Resource type="Object" file="aa" failpass="false"/> <Resource type="File" file="test.dll" targetpath="" version="" failpass="false" desc=""/> <Resource type="File" file="protocolAdp.dll" targetpath="C:\Base" version="" failpass="false" desc=""/> </Device> </Os> </Item> <Item systemtype="Android" url=""> <Os type="default" url="" engineurl="" enginesetupkey="" engineversion=""> <Device type="default" url="" engineurl="" enginesetupkey="" engineversion="" desc=""> <Resource type="File" file="default.zip" targetpath="C:\Users\user\Documents\nexacro\outputs" failpass="false"/> </Device> </Os> </Item> <Item systemtype="iOS" url=""> <Os type="default" url="" engineurl="" enginesetupkey="" engineversion=""> <Device type="default" url="" engineurl="" enginesetupkey="" engineversion="" desc=""> <Resource type="File" file="Archive00.xzip" failpass="false"/> </Device> </Os> </Item> </Update> <Protocols> <Protocol id="Protocol00" classname="test_HTML5" targetpath="C:\apache-tomcat-6.0.36\webapps" devicetype="Runtime,HTML5,Android,iOS" modulename="test_runtime" android_classname="test_android" ios_classname="test_ios"/> <Protocol id="Protocol01" classname="Protocol01" devicetype="HTML5,iOS" file=""/> <Protocol id="Protocol02" devicetype="Runtime,HTML5,Android,iOS" modulename="protocolAdp" targetpath="C:\Base" classname="nexacro.Protocol02" android_classname="test_android" ios_classname="test_ios"/> </Protocols> </TypeDefinition>