nexacro studioは、Application Frame、Project Explorer、Form Design、PropertiesおよびMessageウィンドウで構成されます。

nexacro studio의 구성요소
構成要素		説明
Application Frame	1 Menu, Tool Bar	メニュー領域とTextStyle, Alignment, Objectなどを制御するツールバーを表示
Application Frame	6 Status Bar	nexacro studioの状態を表示するステータスバー
2 Project Explorer		作業中のProjectの構成を表示
3 Form Design		Design、Source、Scriptの編集
4 Properties		Form、Component、Datasetなどの属性およびイベントの属性を表示、編集
5 Message Window		各種メッセージおよび検索結果を表示

Application Frame

Application Frameにはnexacro studioのMenuやToolbarなどが含まれ、現在のnexacro studioの状態を表示するStatusbarがあります。

メニュー、ツールバーの領域

メニューバーとツールバーが表示される領域です。メニューバーはnexacro studioで基本的に提供される形で固定になっていますが、ツールバーはユーザーの設定により表示有無を選択することができます。

ツールバーの表示有無は、以下のメニューから選択できます。チェックされた項目は表示され、チェックを解除すると表示されません。

[Menu] File > View > Toolbars

メニューを使用せずにメニュー、ツールバー領域で右クリックして表示されるコンテキストメニューからもツールバーの表示有無を選択することができます。

ツールバーの前の部分にマウスカーソルを重ねると、マウスカーソルがmove形に変更され、該当領域をクリックして別の場所にドラッグすることで、ツールバーの位置や順序を変更することができます。

ステータスバー

Statusbar

Statusbarに表示されるnexacro studioの状態は以下のとおりです。

Statusbar
	機能
1	nexacro studioの状態を表示するメッセージ
2	現在のマウス座標
3	選択したコンポーネントのフォーム座標単位：Pixel)
4	選択したコンポーネントのサイズ単位：Pixel)
5	現在のファイルの状態
6	スクリプト挿入モードの状態
7	<CAPS LOCK> 設定/解除の状態
8	<NUM LOCK> 設定/解除の状態

ウィンドウの配置

ステータスバーとフォームデザインウィンドウを除いたnexacro studioの全てのウィンドウは、任意の場所に配置したり、非表示に設定することができます。

表示/非表示

機能を提供するウィンドウのタイトルバーの左側にウィンドウを閉じるアイコンと非表示にするアイコンを提供します。

Statusbar
	機能
1	設定によって、該当するウィンドウを非表示にする機能を提供します。ウィンドウを非表示にした場合は、該当ウィンドウが最小化され、タイトルだけが画面の右または左にタブとして表示されます。タブの上にマウスカーソルを置くか、[View]メニューから該当ウィンドウを選択した際に表示されます。設定により、アイコンの外観は以下のとおりです。ウィンドウを表示状態にした場合ウィンドウを非表示状態した場合
2	該当するウィンドウを閉じます。

複数のタブに構成されているウィンドウの場合、ウィンドウを非表示状態に設定すると、各タブが最小化され右または左のタブとして表示されます。

移動

機能を提供するウィンドウの配置を変更したり、他のウィンドウと重ねることでタブとして表示することができます。あるいは、nexacro studioの領域の外側に別のウィンドウとして配置することもできます。

場所変更

ウィンドウのタイトルバー領域の上をマウスの右ボタンを押した状態でドラッグすると、移動できる状態になります。

移動可能な状態で、nexacro studioの領域の外側に移動させると、別のウィンドウとして使用することができます。 2台以上のモニターで作業する場合、フォームのデザインウィンドウは左側に、プロパティウィンドウは右側に配置することもできます。

結合

nexacro studio内でメニュー、ツールバー領域とステータスバーを除いた残りの領域にウィンドウを配置することができます。ただし、フォームのデザインウィンドウの位置は変更できません。

マウスでウィンドウを移動させている際、他のウィンドウ上にマウスポインタを重ねると、該当ウィンドウを基準に移動中のウィンドウをどの位置に結合するかをガイドするアイコンが表示されます。

Statusbar
	機能
1	該当ウィンドウを基準に、移動中のウィンドウを結合する位置を指定します。このとき、マウスポインタで指定した方向に、ウィンドウが結合される領域が2 のように表示されます。
2	ウィンドウが結合される領域を表示します。
3	該当ウィンドウの基準ではなく、メニュー、ツールバー領域とステータスバー領域を除いた画面全体を基準に、ウィンドウを結合する方向を指定します。例の図にて、プロパティウィンドウの位置として、1 番を選択した場合はフォームデザインウィンドウの直上部に結合されますが、 3 番を選択した場合はツールバーの下に結合されます。

タブとして結合

フォームデザインウィンドウは、該当ウィンドウを基準に、外側にウィンドウを結合しますが、それ以外のウィンドウはタブとして重ねて結合することができます。

フォームデザインウィンドウでの結合のときに表示される結合位置に加えて、中央も選択できるようになっていて、中央にマウスポインタを置くと、下部がタブの形の結合領域が表示されます。

タブとして結合したウィンドウを移動するときは、タイトルバー部分をドラッグすると、該当領域に含まれている全てのウィンドウをまとめて移動できて、下部のタブ部分をドラッグすると、選択したウィンドウのみ移動できます。

Project Explorer

Project Explorerではオープンしたプロジェクトに含まれる全ての項目をツリー形式で表示し、Project Explorerの構成は下記のとおりです。

Project Explorer
	説明
1	プロジェクトに含まれた項目から検索したいワードを入力します。エンターキーまたはF3キーを押すと、条件と一致した対象にフォーカスが移動します。 (検索キーワードは、大文字と小文字を区別しません。)
2	検索キーワードと一致した対象のみをフィルタリングして表示します。検索キーワードを入力した後、虫眼鏡アイコンをクリックすると、サービスグループ内に同じ文字列が含まれているファイルのみを表示します。
3	適用されたフィルタリング機能を初期化
4	フィルタリング機能を適用するサービスグループ
5	編集同期化機能
6	TypeDefinition、GlobalVariables、ADL、FDLなどプロジェクトの構成要素を表示

プロジェクト検索

プロジェクトに含まれたファイルおよびアイテムを対象に検索を行います。検索キーワードを入力してエンターキー(またはF3キー)を押すと検索を開始し、次の検索を行うには、F3キーを入力します。

例えば、「Data」というキーワードを入力し、プロジェクト検索を行うと、TypeDefinitionに指定されたDatasetコンポーネントとGlobalVariablesにユーザーが作成したDataset変数が検索されます。

フィルター(Filter)

フィルター機能は、サービスグループ内に含まれたファイルとファイル内のプロパティを対象に、入力した項目が含まれているファイルのみをフィルタリングして表示する機能です。

フォームファイルを開いていない状態では、フォームファイル名のみを対象にフィルタリングを行い、フォームファイルの編集中には、フォームに含まれているコンポーネントのidやその他のプロパティを対象にフィルタリングを行います。

フォームファイルを開いていない状態で「Drag」というキーワードを入力し、虫眼鏡アイコンをクリックすると、フォームの名前に「Drag」を含むファイルのみ表示します。

フィルター機能は、プロジェクトで、業務によりファイル(Form)の命名規則を指定し、各業務に関連するファイルを簡単に検索できるようにするために提供する機能です。

プロジェクトの検索とフィルター機能は、サービスグループ配下のフォームファイルを閉じている状態では、フォームファイル名のみを対象に処理し、フォームファイルの編集中はフォームに含まれているレイアウトやスクリプト関連のプロパティまでを対象に処理します。

プロジェクト検索はプロジェクト全体に含まれたアイテムやファイルを対象にしますが、フィルター機能はサービスグループ内のユーザーが作成したファイルのプロパティのみを対象にします。

編集同期化(Edit Sync)

選択したプロジェクトの要素や、フォーム内に含まれたスクリプトやレイアウトのプロパティに該当するコードの位置を編集ウィンドウで開いて表示する機能です。

プロジェクトの要素ごとに実行されるファイルは、下記のとおりです。

プロジェクトの要素	実行されるファイル
TypeDefinition	default_typedef.xml
GlobalVariables	globalvars.xml
ADL	フレームスクリプトがあるときの該当スースファイル(xadl)
Form > Layout	該当フォームファイルのソース(Source)タブ
Form > Objects	該当フォームファイルのソース(Source)タブ
Form > Script	該当フォームファイルのスクリプト(Script)タブ

Form Design

プロジェクトで必要なコンポーネントを配置し、アプリケーションの各画面を作成します。フォームデザインウィンドウは、Design、Source Editor、Script Editorのタブで構成されます。

Design

開発者が置きたい場所にコンポーネントを配置することができ、各コンポーネントを自由に編集、移動、整列して画面を構成することができます。コンポーネントを配置するフォームのキャンバス領域は開発者が任意でサイズを変更することができます。

Design Window

Source

フォームの内容のうち、Script領域を除く全ての内容をXML形式で保持します。XMLを直接編集してフォームの内容を変更することもできます。

Source Window

Script

フォームおよび各種コンポーネントのイベント処理関数とユーザー関数のビジネスロジックを作成します。

Script Window

使用する関数やイベントは、スクリプト編集ウィンドウの上部のコンボボックスリストに表示されます。項目を選択すると、該当項目のコードの場所に移動します。

Properties

編集中のフォーム、コンポーネント、Datasetなどに関するプロパティおよびイベント項目を表示し、編集することができます。

Properties Window

Component List

編集中のフォーム内の全てのコンポーネント、DatasetなどをComponent ID(Type)形式でリストに表示します。

Component List

Toolbar

ソート方式

Group Sort: 選択したオブジェクトのプロパティやイベントをグループ別に並べて編集します。グループ別に編集するときは、図のように「+」、「-」をマウスでクリックして項目を表示/非表示させることができます。

Toolbar[Group Sort]

Alphabet Sort: 選択したオブジェクトのプロパティやイベントをタイトル順に並べて編集します。

Toolbar[Alphabet Sort]

編集対象

Attribute Info

選択したオブジェクトのプロパティを編集する機能を提供します。

Toolbar[Group Sort]

Init Info

MLM機能を使用時、最初アプリケーションの起動時のみ、指定したプロパティ値を使用し、それ以降はユーザーが入力したり、実行中に変更した値を使用する場合があります。そういった項目の値は、Init Infoプロパティで別途管理します。プロパティ値のLayout Informationに該当する値を除いた値のうち、一部の項目のみを編集することができます。

Toolbar[Group Sort]

Event Info

選択したオブジェクトのイベントを編集する機能を提供します。

Toolbar[Event]

Bind Info

選択したオブジェクトのプロパティにDatasetをバインドする機能を提供します。

Toolbar[Property Bind]

Pseudo

選択したオブジェクトがコンポーネントである場合のみ活性化され、disabled、focusedなど、コンポーネントの状態によるstyleを確認することができます。

Toolbar[Pseudo List]

Style Property Editor

コンポーネントのstyle属性を直観的に入力、修正できる編集ウィンドウで、Style Property Editorで入力、修正した値はPropertiesウィンドウにも自動的に反映されます。画面の構成は下記のとおりです。

Style Property Editor

Style Property Editor
	属性	説明
1	Component List	編集中のフォームが持つ全てのコンポーネント、Datasetなどをリストに表示
2	Pseudo List	選択したコンポーネントのの各Pseudo別にStyle Propertyを修正できるPseudoリストを表示
3	Style Property	コンポーネントのスタイルプロパティ項目を直観的に修正できるように表示

Message Window

Output

nexacro studioでの作業中に発生する各種メッセージを表示します。メッセージには、各種エラー、進行過程の表示メッセージなどが含まれます。

Output Window

Find Results

Find in Files命令の処理結果を表示します。各ファイルをダブルクリックすると、該当の編集ウィンドウを開き、該当のラインに移動します。Find in Files検索ウィンドウで「Find results 2 window」のチェック有無により、「Find Results 1」または「Find Results 2」に結果を表示します。

Find Result Window

Global Bookmark

SourceやScript編集ウィンドウで使用したBookmarkリストを表示します。リストからBookmarkをダブルクリックすると、編集ウィンドウを開き、該当のラインに移動します。

Global Bookmark Window

Global Bookmark Window
アイコン	タイトル	説明
	Toggle Bookmark	カーソル位置のBookmarkを設定および解除
	Previous Bookmark	前のBookmarkを検索
	Next Bookmark	次のBookmarkを検索
	Previous Bookmark in Document	現在の編集ウィンドウで前のBookmarkを検索
	Next Bookmark in Document	現在の編集ウィンドウで次のBookmarkを検索
	Clear Bookmark	設定したBookmarkを全て解除
	Clear Bookmark In Document	現在の編集ウィンドウで設定したBookmarkを全て解除

Project Filterのオプションを指定し、Bookmarkリストをフィルタリングすることができます。また、下記のオプション以外にBookmarkを持つProjectリストがオプションウィンドウに追加で表示されます。

Project Filter Option
オプション	説明
Show All Bookmarks	nexacro studioで設定した全てのBookmarkをリストに表示
Show Bookmarks that marked in Current project only	現在のProjectに該当するBookmarkのみをリストに表示

Global BookmarkウィンドウでBookmarkを設定または解除した場合、該当の編集ウィンドウにすぐ反映されます。Bookmarkリストは各PCのnexacro studioの内部で管理するため、他の場所で作成したプロジェクトをコピーして作業した場合、Bookmarkの情報はコピーされません。