全体画面を構成するためのフレームを作り、左側の領域にメニュー画面を結合します。そして、アプリケーションメニューで上段にメニューを作ります。
全体画面の構成 – フレーム
全体画面を構成するためのフレームを作ります。
MainFrameの構成
Project Explorer ADL MainFrame Edit
“Frame Editor”画面でフレームを追加、削除して構成します。
MainFrameの下にHFrameSetを作り、その中にChildFrame 2つを作ります。
FrameSetとChildFrameを登録し、プロパティを変更します。
基本フレームセット(HFrameSet : Horizontal) | ||
---|---|---|
プロパティ | 値 | 説明 |
id | HFrameSet0 | HFrameSetのid |
separatesize | 115,* | 横に分けるサイズを指定 |
フレーム(ChildFrame0) | ||
---|---|---|
プロパティ | 値 | 説明 |
id | ChildFrame0 | menu ChildFrameのid |
formurl | Base::menu.xfdl | menu ChildFrameに接続するForm名 |
align | left top | メニュー画面の位置 |
フレーム(ChildFrame1) | ||
---|---|---|
プロパティ | 値 | 説明 |
id | ChildFrame1 | 作業ChildFrameのid |
formurl | Base::person_list.xfdl | 作業ChildFrameに接続するForm名 |
上段メニュー(アプリケーションメニュー)の構成
名刺管理システムを実行すると上段に全体メニュー、そして左側にフォームメニューが表示されます。 上段のメニューは、左側にあるフォームメニューにある登録・照会画面を呼び出す機能と、XPLATFORMを終了させる機能があります。
Project Explorer ADL Insert ADL Item Application Menu
“ApplicationMenu Editor”画面でメニューを追加、削除して構成します。
最上段にMenuとaboutを作り、Menuの下にPerson List、Person Entry、closeを作ります。
アプリケーションメニューのイベントの作成
スクリプトを作成するために“Project Explorer ADL MainFrame ApplicationMenu”を選択し、“Properties”画面のイベント目録で“onmenuclick”イベントを探し、入力に対応する関数名を入力して<Enter>キーを押します。また、空欄状態でマウスをダブルクリックすると自動で関数名を登録し、作業領域(Work Area)のスクリプトタブに移動します。この時に自動登録される関数は“[コンポーネント名]_[イベント名]”で生成され、既に同じ名前の関数がある場合にはスクリプトタブの該当関数の位置に入力カーソルが移動します。もしも同じ名前の関数がない時には、スクリプトに関数を作り該当位置に移動します。
アプリケーションメニューのスクリプトの作成
選択したメニュー情報をもとに動作を制御して画面転換やバージョン情報を表示したり、名刺管理システムを終了します。 作成するスクリプトの内容は次の通りです。
function ApplicationMenu_onmenuclick(obj:ApplicationMenu, e:MenuClickEventInfo) { if (e.id == "about") { alert("demo version : " + gversion); } else if (e.id == "close") { mainframe.alert("プログラムを終了します。"); exit(); } else { var strformurl = "Base::" + e.id + ".xfdl"; mainframe.HFrameSet0.ChildFrame1.formurl = strformurl; } }