プロパティ値の設定

選択したコンポーネントをプロパティウィンドウに表記

デザイン画面に配置されたコンポーネントを選択すると、プロパティウィンドウに選択したコンポーネントのプロパティ値が表示されます。プロパティウィンドウではプロパティ値を確認したり、変更することができます。

デザイン画面で、コンポーネントを選択しなくても、[Project Explorer]で該当コンポーネントを選択するか、プロパティウィンドウのリストから目的のコンポーネントを選択することができます。

選択したコンポーネントのデフォルトを確認

コンポーネントをデザイン画面に最初配置すると、プロパティ値がデフォルト値で設定されます。コンポーネントを選択した状態で、nexacro studioの右側に表示されるプロパティウィンドウからコンポーネントのプロパティ値を確認することができます。

コンポーネントのデフォルト値を変更した場合には、プロパティ値が太字で表示されます。デザイン画面に最初配置された状態で、id、text、left、top、width、heightプロパティ値が太字で表示されるのは、コンポーネントを配置する過程でid、textプロパティ値が指定されてPosition関連プロパティ値が配置された位置に基づいて指定されるため、プロパティ値が太字で表示されます。

初期状態でenableプロパティ値を「false」に変更すると、下図のように太字で表示されます。

プロパティウィンドウで、Buttonコンポーネントのtextプロパティ値を変更

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デザイン画面にButtonコンポーネントを配置して選択します。

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プロパティウィンドウからtextプロパティ項目を検索します。プロパティウィンドウの上部の検索ボックスに目的の項目を入力すると、すぐに見つけることができます。

プロパティウィンドウの上部に検索ボックスはキーワードで入力された項目を含むプロパティ項目を検索します。キーワードで「text」を入力すると、プロパティ名に「text」が含まれているすべてのプロパティ項目を表示します。

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textプロパティ項目でプロパティ値をマウスでクリックして、テキストを入力します。

テキスト入力項目に2行以上のテキストを入力する場合に右にあるボタンをクリックすると、2行以上のテキストを入力することができるエディタが表示されます。Ctrl+Enterキーを入力すると、改行が行います。

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テキスト入力後、他のプロパティ項目に移動したり、デザイン画面にフォーカスを移動すると、Buttonコンポーネントのテキストの変更を確認することができます。

スクリプトでButtonコンポーネントのtextプロパティ値を変更

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スクリプト画面に変更します。デザイン画面の下部に表示される3つのタブの中で「Script」タブを選択します。

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スクリプト画面でコードを入力します。nexacro studioスクリプト画面ではコードの作成時にインテリセンス機能をサポートします。

「this」というテキストを入力した後、「.」を入力すると、Formオブジェクトのプロパティ、メソッド、イベントと一緒に配置されたコンポーネントのリストを表示します。「.」を入力した後、入力された文字に基づいて表示されるリストをフィルタして表示します。リストから目的のコンポーネントを選択します。

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「this.」を入力したのと同様に「this.Button00」を入力すると、Buttonコンポーネントのプロパティ、メソッド、イベントのリストを表示します。該当リストの中でtextプロパティ項目を選択します。

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「this.Button00.text」まで入力した状態で等号(=)を入力すると、プロパティ値を設定することができるコードが自動的に作成されます。

前の手順で「this.Button00」の次に「set_」で始まるテキストを入力しても、同じコードを作成することができます。

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textプロパティ値として指定する値を入力します。完成したコードは下記の通りです。

this.Button00.set_text("TEST");

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変更された内容を保存して、ツールバーの[QuickView]項目を選択します。nexacroブラウザが実行されて、画面にButtonコンポーネントが表示されます。画面をロードしながら先に作成したコードを実行すると、Buttonコンポーネントのtextプロパティが変更された状態で表示されます。