アプリの配布は、OSとマーケット運営者に依存であるため、おおよその内容のみ記述しました。より詳細な内容は、各項目内に記述されたWebページを参照してください。
アーカイブファイル配布方法
nexacro studioで作成したアーカイブファイルを配布サーバーにコピーします。サーバーへのコピーは、nexacro studioでサポートされていないため、直接サーバーにコピーする必要があります。
コピーする場所は、各デバイスのアプリのプロジェクトで指定されたstart_android[ios].jsonパスと同じである必要があります。
次の表には、配布サーバから配布するアーカイブファイルのリストです。
配布項目 | ファイル名 | 内容物 |
---|---|---|
ArchiveInfo | start_android[ios].json | アーカイブファイル、Baseライブラリパスの情報 |
Base ライブラリ | nexacro14lib.zip | 圧縮された形式のnexacro platformフレームワーク |
プロジェクト アーカイブ ファイル | Archive00.xzip | nexacro studioから開発したnexacro platform HTML5プロジェクトファイル |
テーマ アーカイブ ファイル | [テーマ名].zip | nexacro platform HTML5プロジェクトテーマ |
Run アーカイブ ファイル | Run.zip | nexacro platformで使用するコンポーネント情報と、最初に実行するADLのJavaScriptファイルのパス情報(iOSを使用する場合にのみ適用) |
Androidマーケットを通じたアプリの配布方法
Google Play
Google Play 配布のためには、Google Playのアカウントが必要です。
Google Play Webページの指示に従って生成されたAPKを登録すると配布されます。特別な検収期間はありませんし、APKに異常がなければすぐに配布することができます。
SamsungApps
SamsungAppsで配布するためには、SamsungAppsにsellerとして登録する必要があります。
sellerアカウントの作成後に、Webページの指示に従ってAPKを登録すると、検収手続きを経て配布されます。SamaungAppsは、独自の検収手続きがあり、Webページの指示に従って検査項目に問題がなければ、検収完了後、配布することができます。
プライベートサーバを介してAndroid APKを配布する方法
アンドロイドAPKは、プライベートサーバまたは電子メールを介して配布することができます。(端末からAPKをダウンロードしてインストールできるパスなら、どこにも配布可能です。)
Android端末は、デフォルト設定でマーケットを通じた正式配布ではない場合、インストールを防いでいます。したがって、プライベートサーバを利用した配布を行うには、[設定 > アプリケーション > 提供元不明のアプリ]の確認項目にチェックを入れると、Android端末上での設定が完了します。
端末メーカーによって、設定メニュー項目が異なることがあります。詳細については、Androidの開発者センターまたは端末のマニュアルを参照してください。
http://developer.android.com/guide/publishing/publishing_overview.html (英語)
Webセーバーを介して配布
WebサーバーにAPKファイルをアップロードしておいて、該当コンテンツのAPKを参照することができるURLを取得します。取得したURLをAndroid端末ブラウザのアドレスバーに入力すると、ダウンロードしてインストールされます。
電子メールを介して配布
電子メールにAPKファイルを添付します。APKが添付された電子メールをAndroid端末で開くと、添付されたAPKをダウンロードしてインストールすることができます。
iOS APP配布方法
iOSは開発環境の設定時に作成したApple iOS開発者アカウントで配布することができます。
itunes connectの「Manage Your Applications」で、配布のためのAPPの情報を入力します。
配布用のDistribution provisionを作成します。開発者WebページのiOS Provisioning Portalから作成することが可能であり、「how to」を参照して作成します。
http://developer.apple.com/ios/manage/provisioningprofiles/viewDistributionProfiles.action
Xcodeの [Product > Archive] メニューで、Distribution provisionにAPPをビルドします。
Archiveメニューを選択すると、下図のような画面が表示されます。下図でValidateは、Submitをするために必要な条件を満たしていることをご検討する際に使用し、この時に、必ずネットワークが接続されている必要があります。Shareは正式配布の前に他の端末から確認またはテストするために使用します。「Submit」をクリックして、手順に従って進みます。
Xcodeバージョン4.3以降は、share、submitボタンの代わりにdistributeボタンのみ提供されます。distributeボタンのクリック時に進行される段階にShare機能が含まれています。
Xcodeの[Window > Organizer]メニューから「Archives tab」に生成されたAPPをAppstoreで配布します。
配布されたAPPは、itunesconnectの「Manage Your Applications」から確認できます。
itunesconnectWebページを介してAppleの検査状況を確認することができます。検収完了後にAppstoreでの配布が完了します。